~導入~
徳川家康が幼いころ、50人 vs 100人の石合戦を見ていた時のこと。家来に「どちらが勝つと思いますか」と問われ「50人の方が勝つ」と言った。
戦は数ありきだと家来は言うが、家康は首を振る。人数が少ない方は1つの石を真剣に投げている。一方で人数の多い方は真剣に戦おうとしていない。と。
結果は言わずもがな50人の方が勝ち、家来を驚かせた。
上記はしくじり先生でオリラジのあっちゃんが題材にしていましたね。
戦いは常に多勢に無勢ってわけではなく、大切なのは個人の士気の高さだと。
このことは社会でも同じ事が言えるなと思って導入に差し込みました。
私は会社のとあるプロジェクトに丸4年くらい関わっています。プロジェクトの進捗具合によって人数は3人→5人と増加していました。
しかし人数が増え、出来ることの幅が広がることは有難いのですが、返って統率がとりにくいという難点があります。やっぱりね、どうしても働かない人間が出てくるのですよ。自分がやらなくても誰かがやってくれると思ってしまうんでしょう。(しかもコイツらが俺より職位が上で高い給料貰ってんだからなおムカつきます。まぁ年功序列の会社ですし、人事考課システム上にも問題があると思います。)
一番仕事がスムーズに進んでいたのは言わずもがな3人体制の時でした。この時はチームが皆必死で真剣でした。自分がやらなきゃダメだという環境がチーム員の士気を自然と高めていましたし、そんな雰囲気の中仕事をするのは純粋に楽しかったです。残念ながら今は本当に楽しくない。
でも大人数をまとめないといけないプロジェクトも勿論あるわけで。
そんな中で大事になるのがチームを率いるリーダーの素養かと思います。カリスマ性と言えばかっこいいでしょうか。
「この人の前では恥ずかしい仕事はできない」と思わせてくれるような存在であったり、いるだけで士気が上がるような王騎将軍的な存在であったり(例えがキングダムで申し訳ない笑)あとは適材適所に仕事を割り振り、仕事の効率化を図る軍師的なリーダーもいるでしょう。
自分はまだリーダー的なポジションにいないのですが、きっといずれそのようなポジションに就くわけで。そうなった時に現在のチームのような状況に陥った時にどう立て直すか、どう振舞えるかということを最近はよく考えています。どうすればチーム員のモチベーションを上げられるのかなと。答えはまだ見つかりません。
チームを率いて仕事をすること。とても難しいなと思いました。(友永真也風)
まだまだ頑張らないと。
では、また。
2022.02.27